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里山の蛙喰い [鳥達]

img20110710 146.jpg
郊外の田畑に点在する小さな森で、
今年も「キンミー、キンミー」と鳴く声がしていた。
 
昨年はだめだったようだが、今年はちゃんと巣立ったようだ。
 

 

その里山のタカは、
数の上ではいまだ最も多いタカということらしいが、
田んぼのカエルを餌とするので、いわゆる里山環境がないと生きられ
ないだろうということで、将来を危惧される鳥の仲間だそうだ。

img20110710 184.jpg
 
そんな鳥だから、
決して繁殖のじゃまなどしてはしてはならないと言うことで、
近所で繁殖していることを知って以来、抱卵期には近寄らず、
ほかの時もさりげなく歩き過ぎながら写真を撮ったりしている
(そうじゃないと鳥の師匠さんらに叱られるし)。

「さりげなく歩き過ぎるながら写真を撮るだけでもだめだろう」
と言われそうだが、そのあたりは、案外人通りの多い道端で、
犬を連れた散歩者や騒がしい中学生たちが通り過ぎる。
他にもトラクターやらいろんなものが通るからか、
まあ、里山のタカは、根性が据わっている。 
 
たぶん、蛙喰いのこのタカがまず警戒するのは、
鳥仲間のオオタカやカラスたちであろう。
 
昨年は、カラスとのバトルを見た後、その姿を消し、
3年連続で見られていた若鳥たちを見ることはなかった。
 
img20110710 223.jpg
この少し地味な顔立ちは若鳥である。 
今年はうまく巣立った。 
 
img20110710 180.jpg
と、見ると、
 
img20110710 205.jpg
若鳥は2羽だ。
 
通常2羽らしい。 
 
と、
img20110710 150.jpg
かあちゃん登場。
 
左のが子供で、右が親。
眉斑(目の上の眉毛みたいな模様)がはっきりしているのが
メスだそうだから、これはかあちゃんの方かなと思う。
 
img20110710 153.jpg
見てもらうとわかるけれど、
親のお腹の模様は横じまだが、子供は縦に断片的だ。
親の目は黄色いが、子は黒いし。 

通年通りなら、
1週間ほどの餌取り訓練の様子が見られた後、
親子ともに、秋風が吹くまで姿を見せなくなる。
従って、もう次の週末は姿を見られないだろう。 
 

おまけ映像:
img20110710 241.jpg
(クリックすると大きくなる写真です。)


さて、この鳥を毎年見始めて5年だったか。
 
最初に「検索して見に来る人がいないように」と指導されて
名前を載せなくなって、以来「あの鳥」とか「サ○八”」とか
書いて来たが、今年はまた少し別のわかり難い場所に
巣をかけたし、道路からは土地の持ち主しか行けない
場所だったし、まあ心配はないかなぁ。 

本当はまだ書かない方がいいのかもしれないけれど、一方、
TPPとか、配慮無しに導入したらそこで田畑はなくなるか
彼らの住みにくい効率化された様子に変わらざるを得ない
と思うし、その辺を考えるきっかけくらいにしてもらえるといい
のかなと思うので
、そんなバランスから載せてもいいかとも
思う(せっかく撮った写真を載せたいという気持ちもあるし。
もっとも今回はピンボケで少し残念だけど)。
 
でも、慎重に。営みをじゃまをしないように。
毎年、来てくれるのが楽しみだし。
何と言っても来てくれなくなったら、私が相当寂しいから。
 
 
もっとも、彼らは来てほしくないだろうけども。
img20110710 140.jpg
(ふーっぃ)



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コメント 24

ばん

最初はバッタかと思いましたが・・・。
by ばん (2011-07-12 08:42) 

袋田の住職

今朝、NHKでおおきな声で紹介してましたよ。
市貝付近の里山には多くのサ○バが営巣していると・・・
日曜日に奥久慈憩いの森でも探鳥会がありました。
興味のない人は、歯医者さんでやってもらうことかと思っているようで・・・
いずれにしても、里山の景観を維持していくことが大事です。
カエルやヘビが多い田んぼにはトンボも多く生息しています。
by 袋田の住職 (2011-07-12 08:58) 

barbermama

先週末、中国へ研修旅行に行ってきたという農業高校の先生が
来店され、中国にはカラスの姿が全くなく、スズメも2羽だけ
しか見なかったいう話をされました。
日本も色々あるけど、人間にとって迷惑な物も含めて
生き物がたくさんいて幸せだなと思いました。
by barbermama (2011-07-12 09:32) 

いっぷく

記事に鳥名を「サ○バ」にするなど細かな配慮がされていたんですね。
野生の習性などを理解してから観察するというのが基本なのでしょう。
野生動物も子育て時期なんかには特に観察者によって与えられるストレスで巣を放棄されても困りますね。
by いっぷく (2011-07-12 10:35) 

ゴーパ1号

母ちゃん、かっこいいなぁ。
by ゴーパ1号 (2011-07-12 10:56) 

くまら

当地でもいるんですが(多分)見かけたことないです。
たぶん、山間の田んぼとかなのかなぁ~いるとしたら^^;
by くまら (2011-07-12 11:58) 

psvt.abl

巣立ちの季節ですね。
家のメダカは孵化しました。かわいいです^^
by psvt.abl (2011-07-12 12:34) 

れもん

私もNHKの放送を見ていました。この鳥が渡ってくることが里山の保全のあかしと知りました。お写真のようないきいきとした様子が身近でみられるのはうれしいことですね。
by れもん (2011-07-12 12:34) 

rosa

せっかく身近に素晴らしい対象がいるのに、
色々配慮しなくてはならず、悩ましいですね^^
今年は無事に繁殖が成功できたのも、
周囲の方が心掛けて見守ってくれているからでしょう。
本来里山で人と共存している鳥ですから、
しつこく追わなければ、さりげなく~位は許されるのではないでしょうか(^^ゞ

by rosa (2011-07-13 00:01) 

きまじめさん

今年は2羽も若鶏の巣立ちを見ることが出来て、よかったですね。
by きまじめさん (2011-07-13 00:03) 

ねこじたん

若さん 凛々しいですね〜
来年も再来年も 来てくれることでしょう♪
最後の子にはわるいけど
by ねこじたん (2011-07-13 03:13) 

キタノオドリコ

そうか、こどもは黒目なのね。なるほど、お腹の模様も違う。
どうか来年もいらっしゃいますように。
by キタノオドリコ (2011-07-13 06:41) 

ねこじたん

夏海ちゃんです♪
頭 いいですよ〜  (当時しかしらないですが…
情報ありがとです♪
by ねこじたん (2011-07-13 07:56) 

ふじかわ

いいなぁwこういうの撮りたいですw
by ふじかわ (2011-07-13 17:15) 

パパねこ

すごく躍動的な写真ですね。
こういうの撮りたいです。
by パパねこ (2011-07-14 06:54) 

asahama

かっこいい一家です。
里山も、このタカも、カエルもずっと続いてほしい。
by asahama (2011-07-14 08:52) 

ハイマン

猛禽類はやっぱりカッコいい!
by ハイマン (2011-07-14 11:21) 

okko

自然環境と上手に付き合っていくのは、難しいですね。
鋭い目がなんとも・・・・。
by okko (2011-07-14 15:10) 

nikkin

かなりの密着撮影のように見えますが…。
by nikkin (2011-07-14 19:01) 

春分


 ばんさん、
> 最初はバッタかと思いましたが・・・。 
ツユムシでしょうかね。バッタ目キリギリス科だそうです。
 
袋田の住職さま、
> 今朝、NHKでおおきな声で紹介してましたよ。
> 市貝付近の里山には多くのサ○バが営巣していると・・・
あの辺は多いと思います。山間に棚田が散在し、ヘビも多い。

> いずれにしても、里山の景観を維持していくことが大事です。
そんな思いが共有されたらTPPも怖くないのではないかなと。
 
barbermamaさん、
> 先週末、中国へ研修旅行に行ってきたという農業高校の先生が
> 来店され、中国にはカラスの姿が全くなく、スズメも2羽だけ
> しか見なかったいう話をされました。
怖い話です。
でも、中国ではジョウビタキたちが子育てしているはず。
別な場所には自然が残っているのでしょう。

> 日本も色々あるけど、人間にとって迷惑な物も含めて
> 生き物がたくさんいて幸せだなと思いました。 
本当にそうですね。
 
いっぷくさん、
> 記事に鳥名を「サ○バ」にするなど細かな配慮がされていたんですね。
小さな配慮ですし、余り意味はないかもしれませんが、
オオタカ等のもっと繊細な鳥の写真を知らずに載せる人もいますし、
時々話題にするのも意味があるかと思いまいす。

> 野生動物も子育て時期なんかには特に観察者によって与えられる
> ストレスで巣を放棄されても困りますね。 
そうですね。近所のカエルたちは放棄して欲しいと思うでしょうが。
 
ゴーパ1号さん、
母ちゃん、かっこいいなぁ。 
いつだって、母ちゃんはかっこいい。
 
くまらさん、
> 当地でもいるんですが(多分)見かけたことないです。
> たぶん、山間の田んぼとかなのかなぁ~いるとしたら^^; 
いるはずですね。
そして、秋には通り過ぎる子たちもいます。秋がねらい目かな。

 psvt.ablさん、
> 巣立ちの季節ですね。
> 家のメダカは孵化しました。かわいいです^^ 
それはそれは。うちのメダカはいつの間にかいなくなりました。
鳥に喰われたかな。
 
れもんさん、
> 私もNHKの放送を見ていました。この鳥が渡ってくることが里山
> の保全のあかしと知りました。お写真のようないきいきとした様子
> が身近でみられるのはうれしいことですね。 
宇都宮市内で見られるのが、市としても誇るべきことと思いますね。
 
rosaさん、
> せっかく身近に素晴らしい対象がいるのに、
> 色々配慮しなくてはならず、悩ましいですね^^
いえいえ。配慮があっての里地・里山。

> しつこく追わなければ、さりげなく~位は許されるのではないで
> しょうか(^^ゞ
デリケートな子は相当に配慮しないといけないようです。

 きまじめさん、
> 今年は2羽も若鳥の巣立ちを見ることが出来て、よかったですね。 
一度、3羽の年がありました。でも、2羽で十分かな。
 
ねこじたんさん、
> 若さん 凛々しいですね〜
まあタカですしね。

> 来年も再来年も 来てくれることでしょう♪
> 最後の子にはわるいけど 
カエルはいろんなやつの餌になりますね。サギとかニョロニョロのとか。

キタノオドリコさん、
> そうか、こどもは黒目なのね。なるほど、お腹の模様も違う。
いろいろ学ぶことが多いです。特に役に立たない知恵ですが。
 
ねこじたんさん、
> 夏海ちゃんです♪
それが、AKBに夏海ちゃんは2人いるようです。面倒ですな。
こんどの一件で認知度が上がったでしょう。
頭よくてそこが豊かなってことで。
 
ふじかわさん、
> いいなぁwこういうの撮りたいですw 
ふじかわさんほどの方が何を言うやら。
私もクマが撮りたいですが、あきらめています。
 
パパねこさん、
> すごく躍動的な写真ですね。
> こういうの撮りたいです。 
いえ。写真としてはちょっと不満も残ります。
でも、故に、また来年に期待します。

 asahamaさん、
> 里山も、このタカも、カエルもずっと続いてほしい。 
終わりはあるでしょう。
でも、自分で終わらせたくないし、長らえるのに役立ちたいです。
 
ハイマンさん、
お久しぶりです。
> 猛禽類はやっぱりカッコいい! 
ええ。やはりかっこいい。
 
okkoさん、
> 自然環境と上手に付き合っていくのは、難しいですね。
> 鋭い目がなんとも・・・・。 

 nikkinさん、

> かなりの密着撮影のように見えますが…。 
ご安心下さい。写真は相当トリミングされています。
かつては、向こうから迫ってきてくれて、すごい写真も撮れましたが
今年は距離が縮まりません。それでもいいですが。

by 春分 (2011-07-14 19:46) 

袋田の住職

でも、旅爺さんは見たことがないそうです・・・
by 袋田の住職 (2011-07-15 08:18) 

ハギマシコ

よかったですね、、、子供達立派に成長して、、、。
その後は大空を飛び回って餌取りの技術を身に付けて
秋は渡りが待っています。みじかにいてくれると楽しいですね♫
最後の蛙君安堵のため息?、、、(^_-)-☆
by ハギマシコ (2011-07-15 08:37) 

sakamono

そうか、カエルが主食なのか...
里山環境で生きているタカというのが、なんだか意外でした。
by sakamono (2011-07-15 22:57) 

スミッチ

里山や田んぼなど人間が関与して維持してきた自然環境はなかなか存続が難しくなってますよね。田んぼも圃場整備が進んだりして便利になりましたが生物が住みづらくなったりして、
鳥を見るのにも配慮すべきことはたくさんあるようで、気をつけよう
by スミッチ (2011-07-16 18:13) 

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