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ラスト・ブレス [雑本]

奥さんも外出、じいさまもショートステイで、長男は放っておいても
いいし、ガソリンは満タン、一日鳥の観察に好適な週末でしたが、
市内も雪が降り予報をみても雨風は止まず、出られませんでした。
義父の法事の日です。遊びに出ようというのがそもそも間違いか。
生きてる方の父が具合が悪くなったと連絡があるかもしれないし。
おとなしくしないとな。

でも、
また体調を崩したのは私自身で、本日は寝て暮らしていました。


そんなわけで写真も特にないものですから、
一昨日読み終えた本について書きましょう。

「ラスト・ブレス -死ぬための技術-」

ラスト・ブレス<死ぬための技術> (講談社文庫)

ラスト・ブレス<死ぬための技術> (講談社文庫)

  • 作者: P. スターク
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/02/10
  • メディア: 文庫

タイトルは、
「最後の祝福(Last bless)」ではなく「最後の一息(Last breath)」。
「死ぬための技術」と言う副題は序章で触れられた「アルス・モリエンド
(ars moriendi)」という古いラテン語が元でしょうが、「技術」と言う
和訳は違和感があって、arsはartなのでしょうし「所作」とか「英知」と
いうようなことじゃないのかなと思います。
「死に際しての所作」か「死の際の英知」かな。
 

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iPad2と電子書籍とジョブズと私 [雑本]

サイドバーの(相当後ろの方ですが)「人気記事ランキング」は、
本当にアクセスの多い記事がなぜかカウントされず、ランキングと
しては信用なりませんが、過去記事でアクセスの多い記事がわかり
ちょっと面白いです。
近所の白猫」は妙にアクセスの多い記事でして、どうしてかと思って
いましたら、Googleで「白猫」を検索すると画像のトップに出て
来ることがわかりました。Googleは検索する人や場所で検索結果
が違うという話もございますので、皆様のところからの検索では違う
のかもしれませんが、何にせよ、天下のGoogleさまですし、これが
理由かと思われました。
先月は「かぼちゃはパンプキンではない?(英語ネタ?)」という古い
過去記事がランキングに浮上していましたハロウィーン関連ですね。

さて、本題ですが、
今月、白猫記事よりもアクセスが多いのが「iPad2で本を読む」と
言う記事でした。これはたぶんiPad2で本を読もうかなと思う人が
相当増えて検索しているからなのかと思われます。
ということでその後のiPadでの読書関係の話を少し書いときます。
 

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武揚伝 [雑本]

久しぶりの本ネタです。 

タイトルの「武揚伝(ぶようでん)」。冬に読んで、さすがに読み終えていた
のですが、地震やら花の季節やら鳥の季節やらで感想をアップできずにいました。

榎本釜次郎武揚(えのもとかまじろうたけあき)の半生です
文庫本にして4冊にまとめられたこの江戸末期(正確には明治にも及ぶ)の物語、
いつか必ずやNHK大河ドラマになることと思いました。
なんでしたら、新幹線が函館にまで達した年に放送されて、函館界隈は大賑わい
というような、更に、翌年から欧米を含む海外でも放送されてKAMAJIROブーム
で暫くは函館は外国人客が引きも切らずで好景気ということでどうかなと、思って
みたりもしました。まあ、地震で少しそんな目論見もかすんでしまったかな。でも
逆に改めて観光客を招く起爆剤となるのではないかなとの夢ももったり。

そして、最初の北海道新幹線には「かいよう(開陽)」と名前がつけられると
もっといいのだがとかも、思ったんですが
、まあ、すべてはそもそもが妄想で、
更には地震の後に見る夢としては、調子の良すぎる大法螺夢物語ですけれども。
それでも、榎本釜次郎武揚らの夢に比べると、なんとも小さい夢ですけれども。 
 
IMG_8885.jpg
栴檀(センダン)。駒込の諏訪山吉祥寺で。

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どこへ行かれるのですか? [雑本]


IMG_7096.JPG
(コジュケイの子供)

・・・・・
夢か現かわからぬままに、私は明け方の道をカンパァニア平原へと急いでいた。
追っ手の姿は見えないが、まだローマ市街から僅かに離れたに過ぎないのだ。
(「そうか、ローマであるならこれは夢に違いない。」私はイタリアに行った
ことはないのだから。)

しかし、夢とは言えこの消し難い不安はわが身を覆い、気が付けば身の震えが
止まらない。私はぼろぼろの麻服のフードを深くかぶり、顔を隠して道を急いだ。
(「止まらないのは『ロマンチック』だけにして欲しい」と思っていた。)

だから、私は前から歩いてくる者があった時も顔を隠し気付かぬふりをした。
しかし、明け方のまだ陽の射さぬ道で、それは輝きと共にあった。
目を留めずにいられない。
そして輝くものが音も立てずに通り、ローマへと過ぎ去ろうとするとき、
その姿に私は叫んだ。

「クオ・ヴァディス、トリネ!」
(「鳥神さま、どこへ行かれるのですか!」)

一度も見たことがないのに、そのお姿は紛れもなく鳥神さまであったのだ。

そして振り返り鳥神さまは強くおっしゃられた・・・

「お前は近頃何を書いているのだ。鳥ブログが鳥写真を載せずにどうするのだ」

(心の中で「鳥神さま、このブログは決して鳥ブログではありません」と
 叫ぶのであるが、それは声にならず、発せられることはなかった。)

鳥神さまはお続けになった・・・

「お前が鳥写真を載せぬというのなら、私が載せなければならない。」

「何をおっしゃいます。鳥神さまはシャッターチャンスという運をお与え
 下さる方。鳥を撮ってブログに載せる方ではございません。私が・・・・。」

必死の思いで言い終わり、私は目を上げたが、すでに鳥神さまの姿は
なかった。ただ寝室の天井をそこに見るばかりであった。 

 

 

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「私は3年間老人だった」を読んで [雑本]

今日は、久しぶりに文字だけで本の話です。

おかげさまで、このブログは人生の先輩たちにも多く読んでもらえていますが、
いろんな言い方がありますが、この本は高齢者について書いているわけで、
ここに書くことをどうお感じになるのか少し不安に思いながら、でも書きます。

私は三年間老人だった 明日の自分のためにできること

私は三年間老人だった 明日の自分のためにできること

  • 作者: パット・ムーア
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2005/03/28
  • メディア: 単行本

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真夏の夜の夢(または古いマンガの切り抜き) [雑本]

IMG_5627.JPG

夏休みに入ったものの、曇り空。
シグマさんが貸してくれた150-500mmのレンズはちょっと試してみましたが
近所でムクドリとカラスとシジュウカラを撮っただけではちょっと語ることばが
足りない様子なので、また別のネタを展開します。

本の部屋の一角で、古い切り抜きを出して見たというだけのネタでして、
読者を選ぶんですが、また、暴走します(すみません)。
びっけさんとすずめさんとはてみさんくらいには喜んで頂けるかなと。
サービスで壁張りしてみた古いポスターはlapisさんに喜んで頂けるかな。

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その数学に決められるのかな? [雑本]

本ネタです。

6月はだいぶ本を読みました。
仕事で知るべきことがあったのでAmazonで買って読んでましたが、
そうなると勢いがついて、趣味の方もいくつか買ってしまいました。

趣味の方は、
「その数学が戦略を決める」
「日本の外交は国民に何を隠しているのか」
「ヴォーリズ建築の100年」
「赤兵衛傑作選」
「天皇論」
「プルートゥ」8

後半3冊はマンガですね。それに後半2冊は店頭で買いましたし。


知らない人には何がなんだかの世界かもしれませんが、
久しぶりに読み手を置いて暴走します。

写真もなしです。

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「きつねの窓」 [雑本]


いつでしたか、山で道にまよったときの話です。
ぼくは、自分の山小屋にもどるところでした。
歩きなれた山道を、鉄砲をかついで、ぼんやり
歩いていました。そう、あのときは、まったく
ぼんやりしていたのです。むかし、大すきだった
女の子のことなんかを、とりとめなく考えながら。

(「きつねの窓」安房直子)

 

この猟師の「ぼく」は、この直後、一面の青い桔梗
の花畑に迷い込み、白いきつねの子供に出会い、
不思議な「窓」をもらうことになります。

IMG_7721.JPG


この話の大切なモチーフはキキョウの花畑ですから、
この季節に持ち出すのは少し非難を受けてもしょうがない
ことではありますが、作品集としては他の季節の話もあり
ますし、お許し頂きたいと思います。

ということで、本日は古い童話集「きつねの窓」の紹介です。

 

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「荒野へ」 [雑本]

年末だったか、早く仕事が終わった出張の帰りに、空港で文庫本を買いました。
この本は、そのころ映画化され公開されたということで、目につく場所にあり、
その
ことが、とりあえず手に取った理由だったと思います。
映画は、あまり話題になった様子もないのですが、
本のタイトルは「荒野へ」です (映画のタイトルは「Into the Wild」)。


話は、下記のような文から始まります。

作者ノート
1992年の四月、東海岸の裕福な家庭に育ったひとりの若者が、
ヒッチハイクでアラスカまでやってきて、マッキンレー山の北の
荒野に単身徒歩で分け入って行った。四か月後、彼の腐乱死体が
ヘラジカを追っていたハンターの一団に発見された。
遺体が発見されて間もなく、私は「アウトサイド」誌の編集長から、
謎めいた若者の死の周辺について記事を書くよう依頼された。
若者はクリストファー・ジョンソン・マッカンドレスという名前である
ことがわかった。聞くところによれば、ワシントンDC郊外の高級
住宅地で育ち、学業の方も優秀であり、スポーツマンとしても
エリートだったようである。
1990年の夏にエモリー大学を優等で卒業し、その直後に姿を
消したのだった。


この話、日本で特に話題になったと言う記憶はないです。
でも「全米ベストセラー・ノンフィクション」とありました。
私もたいした話とは思いませんでしたが、2ヶ月以上たっても忘れ
ることなく、少しこの本のことが書いておきたいと思いました。

ただし、このクリス・マッカンドレスの推察される死因も含め、
書評・感想文というのは、ネタばらししないように注意が必要でしょう。
ですから、映画の予告編のような不十分な話ですが、ご容赦下さい。

 いつもなら、興味のない方のために関係ない写真を載せるところですが、
 あまりふさわしい写真もなかったので、今回は載せません。
 もし、他国の見知らぬ若者の死に興味がなく、自然観察や写真だけ見たい
 方で、カエルの卵とカワセミを載せた前記事をご覧になっていなければ、
 そっちをご覧下さい。

 

続きを読む(よろしければ読んで見て下さい)


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「蜘蛛」のあらすじ [雑本]

「蜘蛛」という話ですが、やはり途中まででは気になるかと思います。
読みたい方にだけ、おおよそのあらすじを示しておこうと思いました。
まあ、ジャンルとしてはホラーですが。

以下に書きます。ネタばれですが、本を買って読もうと言う方でなければ、
こうして知るのもいいかと思います。

ただ、私も子供の頃に読んだ話でして、ネットも最後まであらすじを書いた
ものもなく(ネタばらしは本来違反でしょうから)、記憶に頼って書きます。
そもそもは本を買って(あるいは借りて)読んでもらうのがいいと思います。

一応、下記の本は僅かに流通しているようです。

蜘蛛・ミイラの花嫁―他 エーヴェルス短篇集 (1973年)

蜘蛛・ミイラの花嫁―他 エーヴェルス短篇集 (1973年)

  • 作者: エーヴェルス
  • 出版社/メーカー: 創土社
  • 発売日: 1973
  • メディア: -

怪奇小説傑作集5<ドイツ・ロシア編>【新版】 (創元推理文庫)

怪奇小説傑作集5<ドイツ・ロシア編>【新版】 (創元推理文庫)

  • 作者: H・H・エーヴェルス他
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2006/08/30
  • メディア: 文庫

先に書いたイントロは以下の通り。

ある宿の泊まり客が3人次々と首吊り自殺を遂げた。
理由を探るべく問題の部屋で暮らし始めた医学生は、
通りの向かいの部屋に美しい女性が住むことに気づく。
言葉を交わすこともなく、窓越しに見つめるうちに、
また気がつく。彼女は自分のすることを真似ている。
机に手を置けば手を置き、見つめれば、見つめ返す。
自分の気を惹こうというのか・・・。

続きを読む(ネタばれ覚悟ならお読み下さい。)


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